個室に1人。
1つの魂、1つの肉体、うちに秘められた複雑な回想、思想。
自分は周りと変わらないと思っていた。
一部であって周りに流されて。
ただ楽しいと思って、楽しいまま消えていければ幸せなんだろうなと感じていた。
でも周りの流れと自分の思想にはズレがあった。
合わせれば合わせるほど、自分の感覚とズレていく。
周りもそれに気づくかのように別物を見るように。
自分流に動けば動くほど、やはり周りからは遠ざかっていく。
出る杭は打たれるなんて言うけど、出る杭って言うほど、目立った結果も残してないよな。
別に認められたいとかじゃない。
周りと一緒ならそれでよかった。
でもそれができないから悩んでるでしょ。
自尊心だけ高めていって、ただ孤独だけが増していく日々の中で。