今、自分は病棟に入院しています。
2年前から患っている好酸球性多発血管炎性肉芽腫が悪化し、胃腸炎を発症してしまい、かれこれ2週間以上食事を取れずに点滴生活をしています。
毎日のように腹痛と闘い、痛み止めを打ち続ける日々です。
正直、終わりのない痛みと、いつ治るかもわからないという不安から心が折れそうになることがしょっちゅうあります。
せっかく4月に入社した会社も一生懸命に楽しく通えていたのに。
最愛の彼女にも1ヶ月近く会えない。
仲のいい友達と遊ぶこともできない。
美味しい食べ物も食べれない。
普段当たり前だと思っていたことも、いざ手に入らないととても貴重なものに思えてくる。
自分はこの闘病生活を送っていますが、世間ではコロナウイルスで自粛生活をし、寂しい思いをしている人も少なくないと思います。
会いたい人に逢えない、やりたいことができない。
そんなストレスを抱えながら、でもその中で私たちは改めて幸せとは何かを考え直すことができるのだと思います。
何気なくできていた旅行などの外出。
毎日当たり前のように通っていた学校、勤務先。
毎日当たり前のようにあっていた同僚、友達。
当たり前が当たり前でなくなった時にそのありがたさに気づくものですよね。
私たちは今回のコロナ騒動で価値観を改めることになるでしょう。
そして、いつかこの騒動が治ったときに、自分にとって本当の幸せとは何かを噛み締めて生きていきたいですよね。
自分も病棟にいる中でやりたいことがたくさん思いつきました。
必ず治してやりたいこと全部やってやろうと思います。
みんな頑張ろう。