昨日、うつを乗り越えるというブログを投稿させていただきました。
そして、心療内科を受診し、カウンセリングを受けて参りました。
とても話をよく聴いてくださる先生で、とても感動いたしました。
私がうつのような初期症状を覚えたのは約6年前の16歳の時。
ただ漠然と将来の不安を抱えながら、何をしても満足のいかない感覚に悩んでいました。
それから自分の中で異常なほどに答えの無い自問自答の繰り返し。もちろん自答できていない。
そんな状況の中で私は18歳の時、学校を退学しました。
今となってのタラレバ話とはなってしまいますが、この時に心療内科に通っていれば今の人生は変わっていたのかもしれません。
ただし、それが良いか悪いかについて判断するつもりもありません。
最近になってストレスが度重なり、精神的にも厳しくなり、頼みの綱で心療内科に駆け込みました。
本当に行ってよかった。
つい数時間前の出来事ではありますが、既に、これがターニングポイントであるという自覚があります。
私はこの度、鬱病の症状が見られるという診断を受けました。
まず、この事実を知ることで、この6年間がいかに苦しかったかという事に気がつきました。
6年間悩み続けてきたことは、決して人生の厳しさを悟ることでも無く、己をただひたすら社会に一矢報いるための武器として鍛錬するためでは無く、
平たく言えば、ただの病気だったということです。
考えすぎるのも、うつの症状の1つと言われました。
今まで、全ての現象を難しく考えていました、いや、そう考えざるを得なかった。
内向的という言葉にこだわり、自分を探し続けていたのも実はうつ病をごまかす口実に過ぎなかったのです。
私はレクサプロという薬を処方されました。
この薬は、セロトニンの回収を阻害するという性質を持ちます。
本来、正常な脳の動きでは、セロトニンは分泌と回収を繰り返して循環する性質があるそうです。
しかし、うつ病患者は、なんらかの理由でセロトニンが脳内で分泌されにくくなっている状態になるので、回収するばかりで脳内のセロトニン濃度が低下してしまうのです。
そこで回収を阻害することで、脳内のセロトニン濃度を保とうというのが今回の投与の目的となります。
この薬は個人差はありますが、3日〜1週間程で薬効がでるという説明がありました。
しかし、私は特殊な体質なのか、投与してすぐ30分ほどで薬効が得られました。
実はこの現象は以前、体調不良でステロイド剤を投与した際にも見られ、異常なほどに体内吸収が早いことを学んでいました。
ちなみに、アルコールも一滴飲んだだけで、即時反応します。つまり飲めません。
そんなこんなで、薬の薬効を得た結果。。
今までのマイナスな内向的思考が一切湧いてこない…
この6年間をまるで否定するかのように。
イヤホンが手放せなかった日々。
1人になりたがった日々。
そのような孤独感までも消え去っていくような気がしています。
もし、これで本当の意味でのうつ病を乗り越えられるのだとしたら、自分はこの6年間を取り戻したいと思います。
過去の敗北を清算して、乗り越える。
私の人生、ここから勝ちに行きたいと思います。
そして、このブログを最後まで読んで頂いた方の中でもし、形容しがたい内向的なマイナス感情に苦しんでいる方がいるとすれば、
心療内科へ行ってみてください。
保険効いて、薬貰って、3000円ぐらいだと思います。
でも、それで人生再興できるかもしれません。
私は既に、うつの症状をもつ友人に換気しました。
私は彼を救ってあげたい。
そして、思っているほど、人生は悪くないことを証明したい。
どうせ死ぬなら、心療内科行って、薬飲んだからにしてください。
それでも死ねるなら、あなたは本物ですから。